« 「チョコレート・ファイター」 | トップページ | 「劔岳 点の記」 »

2009年6月20日 (土)

「レスラー」

Wrestler (2008年・米/監督:ダーレン・アロノフスキー)

かつては人気レスラーだったが、今では見る影もなく落ちぶれた男の、それでもレスリングに賭ける孤独な生き様と闘いを描いた感動の力作。第62回ベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、主演のミッキー・ロークも第81回アカデミー主演男優賞にノミネートされた事でも注目された。監督は「Π(パイ)」「レクイエム・フォー・ドリーム」のダーレン・アロノフスキー。

 
80年代に、セクシー系俳優として絶大な人気を誇ったものの、その後人気が凋落し、一時はボクサーに転進するが、それも失敗し、今ではほとんど忘れられた存在となっていたミッキー・ローク。

そのロークが、80年代に大活躍したプロレスラーでありながら、今では老いた体にステロイドを打ち、しがない地方興行を細々と続けてかろうじて糊口を凌いでいるという、まさに彼自身を彷彿とさせる役柄を力演し、そして見事に復活した。

 
映画は、冒頭からキャメラが、前を進む主人公、ランディ・“ザ・ラム”・ロビンソン(ミッキー・ローク)の後姿をずっと追い続けている。

それはまるで、テレビの密着ドキュメンタリーのようである。ランディという虚構の男より、ミッキー・ロークという男の実像を追っているようにも見える。これは意図しての事だろう。

面白いのは、試合では反則技の応酬で乱闘しているのに、楽屋裏では対戦相手と、試合の段取りを打ち合わせたり、仲良くスーパーで反則の道具を買い物している。…つまりは出来レースである事をあっけらかんと暴露しているのである。

これまでも、プロレスはスポーツでなく、ショーであり、興行だと言われて来たが、ここまで舞台裏を描いているのは珍しい。
(そう言えば、昔テレビでプロレス中継を見ていた時、敵の反則でコテンパンにやられていた善玉レスラーが、放送時間終了間際になって、突然反撃し敵を完膚なきまでに叩きのめす…というのがお決まりパターンであったが、あれはどうやらシナリオ通りだったのかも知れないな(笑))。

物語は、ランディが、薬の過剰摂取から心臓発作を起こし、医者から「過激な運動をしたら命にかかわる」と忠告され、プロレスをやめてアルバイトに精出し、馴染みのストリッパー(マリサ・トメイ)にアドバイスされて、疎遠になっていた娘との関係を修復しようとするが、不器用にしか生きられないランディは、命の危険があるのにもかかわらず、結局プロレスの世界に戻って行く…という展開となる。

ラスト、心臓の痛みに耐え、ランディはコーナーポストによじ登り、ジャンプする所で映画は終わる。

このラストは、ランディの死を暗示させている。飛翔するランディの姿は、天使になったかのようでもある。このラストは泣ける。

リングに生き、命を削ってまでも、自己の生き方を貫いたランディの不器用で壮絶な人生は、涙なしには見られない。

 
無論、お話そのものは、これまでもいくつも作られて来たパターンである。どん底まで落ち、辛酸を舐めた男が、自分の生きる道を模索し、意地とプライドをかけた闘いに挑む
ボクシング映画では、そうしたパターンの作品が過去にいくつも作られている。シルヴェスター・スタローンの「ロッキー」シリーズがそうだし、我が国にも赤井英和主演の「どついたるねん」(阪本順治監督)という秀作がある。これなどは“再起不能の重傷を負い、引退を余儀なくされた男が、試行錯誤の末に、自分の生きる道はボクシングしかないと悟り、リングの世界に戻り、無謀な闘いにチャレンジする”という展開が本作とよく似ている。主役の男(赤井)の、実人生での転落と復活が、作品にそのまま反映されている所までそっくりである。

しかしそれでも、それら先行作品を突き抜けて、この映画が素晴らしいのは、かつての2枚目スターが、老醜を晒してこの役に体当たりで挑んだ点にある。

2枚目スターというものは、年をとってもカッコいいものである。そして、こんな惨めな役はやりたがらない。いや、ファンも見たくはないだろう。

例えば、アラン・ドロンや高倉健は、70歳を超えた今でもカッコいいし、渋くてダンディである。加山雄三などは未だに“永遠の若大将”で、「しあわせだなァ」と歌い続けている。間違っても、彼らに「レスラー」のような作品のオファーは来るわけがない(笑)。

監督のアロノフスキーは、製作会社の反対を押し切ってまで、断固ローク主演にこだわり、そのため低予算で撮らざるを得なくなったという。

しかし、これは監督が狙った通り、“今では落ちぶれた、過去の人”である、ローク主演だからこそ意味があるのである。かつての、セクシーでスリムだったイメージをかなぐり捨て、容貌は衰え、ブヨブヨの体となったロークが、自らの栄光を取り戻すべく必死で苦闘する姿に彼の実像が重なり、我々観客は共感し感動するのである。

栄光と悲惨を共に味わい、どん底に堕ち、そこから這い上がって来た、ミッキー・ロークという男が演じたからこそ、この映画が作品そのものの力を超えて輝きを放つのである。

 
ミッキー・ロークの渾身の演技の素晴らしさは言うまでもないが、彼を温かく見守るストリッパー役を文字通り体当たりで熱演したマリサ・トメイも見事。彼の娘に扮したエヴァン・レイチェル・ウッドもいい。本物のレスラーも混じった仲間たちも含め、役者たちがみんな素晴らしい。

難点はある。ヤラセとしてのプロレス世界を舞台にしているだけに、ガチンコのボクシング映画に比べたら感動はやや薄いし、そんな環境の中で、耐えて闘う主人公の姿を描いてもしっくり来ない所はある。

だが、そうした難点を補って余りある、ミッキー・ロークの鬼気迫る熱演(額を切るシーンは本当に切ってるのだそうだ)には素直に感動した。人生を、ふと振り返りたくなる中高年世代の人たちには、特にお奨めである。    (採点=★★★★☆

 ランキングに投票ください → ブログランキング     にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

 

(付記)
折りしも、プロレスラー、三沢光晴さんが先日試合中に亡くなった。テレビ地上波中継を打ち切られるなど、人気に翳りが見えるプロレス界で、46歳という年齢をおしてプロレス一筋に打ち込み、体をボロボロにし、リング上で壮絶な最期を遂げた三沢さんの生涯が、ランディの生き様とかぶり、あまりプロレスに興味のない私でも涙が溢れた。

奇しくも、亡くなった6月13日は「レスラー」の封切日である。それだけでなく、三沢さんのタイツの色が、ローク扮するランディのものとよく似たである。不思議な因縁である。

Wrestler2_2    
訃報を聞いた翌日に、この映画を観ただけに、余計感動し涙が溢れた。三沢さんの事を思いながらこの映画を観れば、より感動が深まるかも知れない。

 

(さらに、お楽しみはココからだ)
この映画を観てて、クリント・イーストウッド作品との共通項をいくつか見つけた。ひょっとしたら隠し味にしているのかも知れない。

主人公は、不器用で、要領よく生きられない男であるが、イーストウッド映画にもそのような主人公がよく登場する。

例えば、天才的なミュージシャンでありながら薬に溺れ、自己破滅するチャーリー・パーカーの生涯を描いた「バード」しかり、その主人公のキャラクターが反映された「センチメンタル・アドベンチャー」しかり、「ブロンコ・ビリー」しかり、「ミリオンダラー・ベイビー」しかりである。最新作「グラン・トリノ」もまたその系列に挙げられる。

主人公が、娘と疎遠な関係にあり、何とか修復しようと努力する…というパターンは、「ミリオンダラー・ベイビー」とそっくりである。

主人公が、仲間たちと地方巡業を行って糊口をしのぐ姿は、「ブロンコ・ビリー」にも出て来る。

さらに、心臓手術を行い、心臓の痛みに耐えながら、己の道を突き進むという展開は、M・コナリーの「わが心臓の痛み」を原作とする「ブラッド・ワーク」と同じである。

特に、死ぬのが分かっていながら、自殺的行為を取ってまで、己の生き様、死に様を貫く主人公の姿は、まさに「グラン・トリノ」ではないだろうか。

偶然とは言い切れない気がするが、さていかがだろうか。

|

« 「チョコレート・ファイター」 | トップページ | 「劔岳 点の記」 »

コメント

ミッキーロークの半生とオーバーラップしてしまう、ランディのいきざま。
彼が恋するマリッサトメイの体当たりのストリッパー役。素晴らしいプロポーションなのに、目尻のこじわで、年輪がうかがえる。

年齢を重ねることがスターの座を退くことなのか、年齢を重ねるごとに人間として深みを増すのからよしと諦めなければならないのか。

命の期限、家族の大切さ、生きるための仕事と与えられた天職との差の現実。
私も三沢さんの事故の後日に鑑賞したので、しばらくは席を立てませんでした。現実を受け入れることは辛いことです。

投稿: こうちゃん | 2009年7月19日 (日) 15:17

>こうちゃんさま、ようこそ。

>年齢を重ねることがスターの座を退くことなのか、年齢を重ねるごとに人間として深みを増すのからよしと諦めなければならないのか。

クリント・イーストウッドは、年齢を重ねるごとに渋みと円熟味を増して、いい役者・監督になりましたね。

ミッキー・ロークは、年齢と共にスターとしての輝きを失ってしまった俳優だと言えるでしょう。でも今回は、それを逆手に取って奇跡のカムバックを果たしました。これはむしろ例外と言えるかも知れません。
この次がどうなるか、見守って行きたいですね。

投稿: Kei(管理人) | 2009年7月21日 (火) 00:17

はじめまして  Keiさん いまさっきレンタルでみました。

レスラー人生もピークを過ぎ、娘とは絶縁状態、ステロイドの影響で心臓は弱っているありさまの中年レスラー ランディー。

娘さんとの約束すっぽかすのは さすがにマズイよ~

>ラスト、心臓の痛みに耐え、ランディはコーナーポストによじ登り、ジャンプする所で映画は終わる。
 友達にもみせたら このシーンで終わらせるとこが よかった。 いかにもプロレスバカなんだなぁ~って

>(さらに、お楽しみはココからだ)
この映画を観てて、クリント・イーストウッド作品との共通項をいくつか見つけた。ひょっとしたら隠し味にしているのかも知れない。

>主人公が、娘と疎遠な関係にあり、何とか修復しようと努力する…というパターンは、「ミリオンダラー・ベイビー」とそっくりである。

>主人公が、仲間たちと地方巡業を行って糊口をしのぐ姿は、「ブロンコ・ビリー」にも出て来る。

>さらに、心臓手術を行い、心臓の痛みに耐えながら、己の道を突き進むという展開は、M・コナリーの「わが心臓の痛み」を原作とする「ブラッド・ワーク」と同じである。

>特に、死ぬのが分かっていながら、自殺的行為を取ってまで、己の生き様、死に様を貫く主人公の姿は、まさに「グラン・トリノ」ではないだろうか。

>偶然とは言い切れない気がするが、さていかがだろうか。

 すご~~ぃ Keiさん よくここまで 調べ上げましたね。Keiさんの映画豆知識には感心します

 じゃあ、ボクも参考までに・・・
過去にミッキー・ロークが演じた「ホーム・ボーイ」という'88年の映画をご存知ですか?

こちらは、ロークが アメリカ各地を渡り歩く流れ者ボクサーのジョニー役です。元妻のデボラ・フューアーと共演しています

 これ以上説明するとネタバレになりますので 省略しますが レスラーのランディーとはまた違った男の不器用さを「ホーム・ボーイ」のジョニーは持っています。

 「レスラー」と「ホーム・ボーイ」 ともにミッキー・ロークの主演で、ふたりの不器用な男が主人公 ランディーとジョニー

 ふたつの作品を比べながら見るのも 悪くないですよ

 


投稿: zebra | 2011年9月18日 (日) 14:51

◆ zebraさん、ようこそ

お褒めにあずかり、光栄に存じます。

「ホームボーイ」は昔観ましたが、もうすっかり内容を忘れています。
あの頃のミッキー・ロークは痩せててスマートでしたね。
これは確か、原作もミッキー・ロークだったように思います。
自身もボクシングをやってて、“猫パンチ”が得意技でしたっけ?

「ホームボーイ」の頃はまだ人気絶頂でしたから、物語の方は全くのフィクションでしょうが、「レスラー」は一時本当に落ちぶれて、実際に地獄を見た男の、その体験に裏打ちされているからこそ見事な作品になったのでしょうね。
「ホームボーイ」、もう一度見たくなりました。レンタル屋探してみようかな。

投稿: Kei(管理人) | 2011年9月21日 (水) 00:18

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「レスラー」:

» レスラー [佐藤秀の徒然幻視録]
公式サイト。ダーレン・アロノフスキー監督、ミッキー・ローク、マリサ・トメイ、エヴァン・レイチェル・ウッド、アーネスト・ミラー。「ウウゥゥ、心臓が・・・・」(写真)。でもねえ、おりしも、「ノア・三沢さん死す…プロレス試合中頭部強打(サンスポ)」という本物の三沢....... [続きを読む]

受信: 2009年6月20日 (土) 15:15

» エメラルドグリーンの男 [MESCALINE DRIVE]
2009年6月13日。日付が変わる間際、テレビ番組を見ていたら画面上部をニューステロップが流れた。そ... [続きを読む]

受信: 2009年6月20日 (土) 19:25

» 映画レビュー「レスラー」 [映画通信シネマッシモ☆映画ライター渡まち子公式HP]
The Wrestler◆プチレビュー◆自らの生き様を貫き通す中年レスラーの悲哀が感動を呼ぶ。復活したミッキー・ロークが見事だ。 【80点】 ランディは80年代に栄光の頂点を極めたプロレスラー。だが今では人気も肉体も衰えていた。薬の副作用で心臓発作を起こした彼は、引退を...... [続きを読む]

受信: 2009年6月20日 (土) 23:51

» 「レスラー」祝!ミッキー・ローク完全復活!! [シネマ親父の“日々是妄言”]
[ミッキー・ローク] ブログ村キーワード  ミッキー・ローク完全復活!“第66回ゴールデン・グローブ賞主演男優賞受賞”“第65回ヴェネチア国際映画祭金獅子賞受賞”ほか世界の映画祭で受賞多数の感動作「レスラー」(日活)。何で、アカデミーはノミネート止まりだったのか?非常に残念!  ランディ(ミッキー・ローク)は、“ザ・ラム(=お羊)”のニックネームで知られるプロレスラー。かつては、マジソン・スクエア・ガーデンを満杯にしたこともある人気レスラーだったが、年老いて盛りを過ぎた今は、地方のドサ廻... [続きを読む]

受信: 2009年6月21日 (日) 00:06

» [映画☆☆☆☆]レスラー(とは関係のない話が多い) [タニプロダクション〜武士道サーティー〜]
正直に言ってしまうと、ミッキー・ロークにもそんなに思い入れが無いし、あの時代のロックミュージックにも思い入れが無いし、プロレスもそんなに見ないけど、凄く良い映画でした。 でも、これは凄いよく覚えてます。 パッション [DVD] 出版社/メーカー: 東宝 発売日: 2004/... [続きを読む]

受信: 2009年6月21日 (日) 01:15

» 『レスラー』(@「シネマのすき間」) [ラムの大通り]
(原題:The Wrestler) -----今日は『レスラー』。 これはぼくがずっと前から楽しみにしていた映画。 だって、ヴェネチア国際映画祭で金獅子賞に輝いたばかりか、 主演があのミッキー・ローク。 ダーレン・アロノフスキー監督ニコラス・ケージでなら撮影していいよと スタジオから言われたのを、 ミッキー・ロークにこだわったというんだから、 ファンでなくても興味がわいちゃうよね。 ミッキー・ロークって、 日本では、猫パンチとまで言われたボクシングの試合で男を下げて それ以来、人気もキャリアも急降... [続きを読む]

受信: 2009年6月21日 (日) 16:34

» レスラー [ともやの映画大好きっ!]
(原題:THE WRESTLER) 【2008年・アメリカ/フランス】試写で鑑賞(★★★★☆) 2008年ゴールデン・グローブ賞・主演男優賞&主題歌賞受賞。 2008年英国アカデミー賞・主演男優賞受賞。 2008年ヴェネチア国際映画賞・金獅子賞受賞。 2008年インディペンデント・スピリット賞・作品賞&主演男優賞&撮影賞受賞。 2008年放送映画批評家協会賞・歌曲賞受賞などなど、他にも世界中の映画賞を総なめ。 かつて栄光のスポットライトを浴びた人気プロレスラーの孤独な後半生を描いたヒューマンドラマ... [続きを読む]

受信: 2009年6月21日 (日) 17:52

» レスラー・・・・・評価額1600円 [ノラネコの呑んで観るシネマ]
「レスラー」は優れた人間ドラマであると同時に、ある種のドキュメンタリーの様でもある。 それは自然光の下で手持ちカメラを多用した映像の... [続きを読む]

受信: 2009年6月21日 (日) 23:16

» レスラー / THE WRESTLER [我想一個人映画美的女人blog]
{/hikari_blue/}{/heratss_blue/}ランキングクリックしてね{/heratss_blue/}{/hikari_blue/} ←please click 「尊敬するミッキー・ロークが復活してくれた{/atten/}」 とは、アカデミー賞主演男優賞を獲得したショーン・ペンの言葉。 同じくアカデミー賞でノミネートされたミッキー、完全復活を遂げた群臣の1作{/m_0158/}         {/arrow_down/} 13日から公開☆試写行ってきました〜 監督は、レ... [続きを読む]

受信: 2009年6月21日 (日) 23:16

» レスラー [LOVE Cinemas 調布]
主演のミッキー・ロークと共演のマリサ・トメイの双方がアカデミー賞主演男優賞と助演女優賞にノミネートされた作品です。ちなみにゴールデングローブ賞では主演男優賞を獲得。ミッキー・ローク久々の返り咲きでした。監督は『レクイエム・フォー・ドリーム』、『ファウンテン 永遠につづく愛』のダーレン・アロノフスキー。ずいぶん前に前売券を購入し待ってましたがやっと公開されました!... [続きを読む]

受信: 2009年6月22日 (月) 00:13

» ★「レスラー」 [★☆ひらりん的映画ブログ☆★]
今週の平日休みは「TOHOシネマズららぽーと横浜」で2本。 その1本目。 スポーツ新聞の一面がここ連日、プロレスラー三沢光晴さんの死亡を伝えてるけど、 この作品にも注目が集まりそう・・・... [続きを読む]

受信: 2009年6月22日 (月) 00:30

» レスラー [象のロケット]
金・家族・名声を失い、トレーラーハウスで一人生活する元人気プロレスラーのランディ“ザ・ラム”。 どさ廻りのプロレス興行で日銭を稼ぐ彼の孤独を癒してくれるストリッパーのキャシディ。 ある日、試合の後で心臓発作を起こしたランディは、医者から「もう一度リングに上がったら命の保証はない」と引退を勧告される…。 ヒューマンドラマ。... [続きを読む]

受信: 2009年6月23日 (火) 00:31

» レスラー [5125年映画の旅]
一世を風靡した人気レスラー、ランディ・ラム・ロビンソン。しかしそれは20年も前の話。年老いたランディは、衰えた身体に鞭打って現役を続けていた。しかし試合の後、ランディは心臓発作で倒れてしまう。バイパス手術で一命は取り留めたものの、医者からはプロレスを引...... [続きを読む]

受信: 2009年6月23日 (火) 06:17

» 「レスラー」これが男の生きる道 [soramove]
「レスラー」★★★☆ ミッキー・ローク 、マリサ・トメイ 主演 ジョー・ライト 監督、2009年、117分                               ★映画のブログ★                               どんなブログが人気なのか知りたい 「1980年代大スターだった男、 彼は“ザ・ラム”と呼ばれ、 リングの上で輝いていた、 そして20年あまりが過ぎ、 男はまだリングの上に上がっていた、 あちこちガタのきた体にテーピングして ... [続きを読む]

受信: 2009年6月23日 (火) 07:33

» 【映画】レスラー [新!やさぐれ日記]
▼動機 予告編を見て名作だと確信した ▼感想 凄い! ▼満足度 ★★★★★★★ まんぞく ▼あらすじ かつては人気を極めたものの今では落ち目のレスラー、ランディ(ミッキー・ローク)。ある日、ステロイドの副作用のために心臓発作を起こし、レスラー生命を絶たれてしまう。家族とはうまくいかずストリッパーのキャシディ(マリサ・トメイ)にも振られ、孤独に打ちひしがれる中で、ランディは再びリングに上がる決意をする。 ▼コメント 最近になって映画を観始めた私にも、最近全然名前を聞かなかったなっ... [続きを読む]

受信: 2009年6月29日 (月) 21:14

» 「レスラー」(THE WRESTLER) [シネマ・ワンダーランド]
「イヤー・オブ・ザ・ドラゴン」「ナイン・ハーフ」「エンゼル・ハート」などの作品に出演し、主に80年代に活躍した米俳優、ミッキー・ローク主演のヒューマン・ドラマ「レスラー」(2008年、米、109分、ダーレン・アロノフスキー監督、R-15指定)。この映画は、M・ロークがかつて、脚光を浴びた人気プロレスラーの孤独な後半生を自らの役者人生と重ね合わせながら、哀愁に満ちたものとして描いている。本作はベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞し、オスカーでは主演男優賞や助演女優賞にノミネートされた。... [続きを読む]

受信: 2010年2月23日 (火) 01:59

» mini review 10443「レスラー」★★★★★★★☆☆☆ [サーカスな日々]
自らの生き様を貫き通す中年プロレスラー役がミッキー・ロークのはまり役となり、数々の映画賞に輝いたエネルギッシュで感動的な人間ドラマ。監督は『π』『ファウンテン 永遠つづく愛』のダーレン・アロノフスキー。主人公の一人娘には『アクロス・ザ・ユニバース』のエヴァン・レイチェル・ウッドがふんし、主人公が好意を寄せるストリッパーを『いとこのビニー』のマリサ・トメイが演じる。栄光の光と影、落ちてもなお失わない尊厳を体現するミッキー・ロークの名演に、大きく心を揺さぶられる。[もっと詳しく] ミッキー・ロークの復... [続きを読む]

受信: 2010年2月24日 (水) 00:19

» レスラー [映画、言いたい放題!]
ミッキー・ロークが話題になった映画です。 明るい内容ではないと聞いていたので、 体調とか、観るタイミングを伺っていたら いつまで経っても、、、という状況に。f(^^;) いかん、いかん。 かつては“ザ・ラム”のニックネームで 一世を風靡したレスラー、ランディ。... [続きを読む]

受信: 2010年7月21日 (水) 00:29

» レスラー(感想172作目) [別館ヒガシ日記]
レスラーはWOWOWでし鑑賞したけども 結論は予想より試合の所は少なのは不満だが [続きを読む]

受信: 2010年8月29日 (日) 12:11

» 【映画】レスラー [【@らんだむレビューなう!】 Multi Culture Review Blog]
『レスラー』(2008年・監督:ダーレン・アロノフスキー) 恥ずかしながらワタシは、『白いドレスの女』(81年)も『ナインハーフ』(85年)も『エンゼル・ハート』(87年)も観ていないので、 [続きを読む]

受信: 2011年4月21日 (木) 21:38

« 「チョコレート・ファイター」 | トップページ | 「劔岳 点の記」 »