« 「劔岳 点の記」 | トップページ | 追悼その1 マイケル・ジャクソン »

2009年6月29日 (月)

追悼その2 ボブ・ボーグル(ベンチャーズ)

Bob_bogle_3 マイケル・ジャクソンの死は残念だが、私にとってはむしろ、今月14日に亡くなった、エレクトリック・ギター・バンドの草分けであるベンチャーズのベーシストで、設立メンバーであるボブ・ボーグルの逝去の方がショックであった。

ベンチャーズは私の青春だったし、今も毎年日本にやって来る、現役のスーパー・ロック・グループである。彼の死を知ってしばらくは呆然としてしまった。

ボブ・ボーグルは、元々は建設作業員として働いていた。ある日、中古車セールスマンとして働いていたドン・ウィルソンと出会う。互いに音楽好きな二人は意気投合、最初は2人だけのデュエット・ギターバンドとしてスタートしたというのが面白い。

Ventures2やがてベース、ドラムをメンバーとして追加、4人編成のバンドとして、デビュー作「ウォーク・ドント・ラン」が大ヒットする。当時はボブがリード・ギターだった。その後、ベース担当だったノーキー・エドワーズのギター・テクニックが見事だったので、彼をリード・ギターとし、ボブはベースを担当する事となる。

やがて日本でも「ダイヤモンド・ヘッド」、「パイプ・ライン」が大ヒットし、日本中がエレキ・ブームに突入して行った。

彼らもまた、ポップスの歴史を変えたスーパースターだったと言えよう。

以後、40年以上に亙って、毎年日本でコンサート・ツアーを行うのが恒例となった。無論、今年もやって来る。
私も、何回かコンサートを聴きに行った。

その後ボブは、ホジキンリンパ腫を発病、余命10年と診断され、12年間闘病生活を送った。痛みを押してその後も日本に来ていたが、さすがに病には勝てず、'04年のツアーからライブに不参加となった(代わりに、ボブ・スポルディングが参加)。ただ、スタジオ録音には参加してたらしい。

'96年には、ドラムのメル・テイラーが癌で亡くなり、息子のリオンが後を継いでいる。彼の死去もショックだったが、設立メンバーであり、初代リード・ギターのボブの死の方がショックは大きい。

ノーキー・エドワーズもメンバーを離れ、それでも時たまコンサートには参加するらしいが、これで正式レギュラーで設立時メンバーはドン・ウィルソンしかいなくなった。

Ventures  

あと何年、元気な姿が見られるか分からないが、身体の続く限り、日本にやって来て、素敵なテケテケ・サウンドを聴かせて欲しい。

ともかく、ボブ・ボーグルさん、長い間お疲れ様でした。あの世でメル・テイラーと、ベース・スティック奏法(アンコールの「キャラバン」にて、メルがスティックでボブのベース弦を叩く、コンサートお馴染みの光景)を久しぶりに再開して楽しんでください。     ―合掌―

 ランキングに投票ください → ブログランキング     にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ

|

« 「劔岳 点の記」 | トップページ | 追悼その1 マイケル・ジャクソン »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/174742/45490006

この記事へのトラックバック一覧です: 追悼その2 ボブ・ボーグル(ベンチャーズ):

« 「劔岳 点の記」 | トップページ | 追悼その1 マイケル・ジャクソン »