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2009年12月 8日 (火)

津大門シネマが閉館していた

Daimoncinema3_3  以前(2年前)に、三重県に単身赴任していた時に、津大門シネマという単館系ミニシアターを見つけて、そこの支配人の谷口さんと、いろいろお話させていただき、ブログに掲載させていただいた事があった(→記事はこちら)。

たまたま、当ブログの過去ログをつらつら眺めていた時に、その記事をみつけて、ちょっと懐かしくなって、今どうしてるかな…と当時リンクした同館のHPを見ようとしたら、

大門シネマのHPが消えていた。

あれれ、っと、ググってみたら、

なんとなんと、今年の7月20日に閉館していた事が判った(→新聞記事)。

閉館理由は、支配人の谷口嘉吉さん(78)の健康上の問題と、昨年来の不景気や新型インフルエンザに伴い、観客数が激減したことが追い打ちをかけたのだそうだ。

Shihainin いつもニコニコと、観客に微笑みかけ、出て行く時には「ありがとうございました」と観客一人一人に声をかけてくださっていた姿を、今も鮮明に思い出す。今どき珍しい丁寧な映画館だった。

その谷口さんが、実はガンを患っていたと、新聞ではじめて知った。あのお歳で、細いお身体で、地方都市のミニシアターの灯を守って来られた、その情熱には頭が下がる。

いろいろ検索をかけると、閉館を惜しむ声が多数のブログに書き込まれていた。以下いくつか紹介。

http://ameblo.jp/kapuseruzamurai/entry-10305592338.html

http://furuyan.diarynote.jp/200907202256206360/

http://bcafe2.mie1.net/e150671.html

http://ameblo.jp/cheb-cheb/entry-10352371173.html

http://d.hatena.ne.jp/hyu-rock/20090724

丁寧な応対ぶりや、心から映画を愛しておられる様子は、これらからも感じられ、いかに谷口さんの人柄に、当地の多くの映画ファンが心服していたかがよく分かる。本当に残念な事である。

こんな記事もあった。 ↓
http://www.mie-cinemafesta.net/hp/wmbp/wingmulti.cgi?bbsname=bbs22&mode=res&no=5837&oyano=5837&line=0

ラストショーは、「大阪ハムレット」「ホウ・シャオシェンのレッドバルーン」だったそうである。後者は私の大好きなA・ラモリス監督の「赤い風船」にオマージュを捧げた作品。ラストショーにふさわしい。

最終上映終了後、場内から拍手が沸きあがったそうだ。素敵な事である。

シネコンに圧され、特に地方の映画館は大変だろうと思う。情熱があっても、ファンが後押ししても、それでも映画館を維持して行くのは困難な時代である。私も、お力になりたいとブログで紹介させていただいたが、微力で力及ばなかったのは心苦しい。

ともあれ、谷口支配人様には、お疲れ様でしたと声をかけてあげたい。またいつか、お会いできる日まで、お身体大切に、健康で過ごされる事をお祈り申し上げます。

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