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2010年6月22日 (火)

「アウトレイジ」

Outrage 2010年・日本/オフィス北野=ワーナー配給
監督・脚本:北野 武

作る度に常に話題を振りまく、鬼才・北野武監督の、15作目に当る新作。

「ソナチネ」「HANA-BI」等の静謐な暴力映画で、ヨーロッパにも熱烈なファンがいる北野武監督作であるだけに、今回もそれらの流れを汲む作品と思われたのか、カンヌ映画祭コンペティション部門に出品されたが、あにはからんや、残酷な殺しの描写が頻発する純エンタティンメントになっていて、カンヌとはまるで場違いの作品であった(審査員の中には採点が0.9点と酷評した人もいたという)。

まあそれも、いかにもたけしらしい話題で、以前にも書いたが、北野武は期待されると、ワザとはぐらかすような作品を作ってケムに巻く、アマノジャクな所がある。
本作の前には、「TAKESHIS'」「監督・ばんざい!」「アキレスと亀」と、“作家と芸術についての考察3部作”を連発し、新作を期待するファンをさんざん焦らしておいて、今度は一転、ごく判り易い、…と言うより、デビュー作「その男、凶暴につき」に本家帰りしたような正統(?)バイオレンス映画の快作を誕生させた。

「監督・ばんざい!」では、“バイオレンス映画を封印した映画監督の試行錯誤”を描いていただけに、もうバイオレンス映画は撮らないのかとも危惧したが、ちゃんと戻って来たのは喜ばしい限り。
演出は、円熟味を増して安心して観ていられるが、反面、初期の作品にあった、荒削りで八方破れな魅力が薄れてしまったのは残念。痛し痒しである。

物語としては、関東一円を仕切る巨大暴力団組織内における、内部抗争劇で、分かり易く言うなら、深作欣二監督の「仁義なき戦い・代理戦争」とよく似た展開である。

同作では、「殺(と)れるもんなら殺ってみいや!」、「おう!殺っちゃるけんの」といった具合の怒号が飛び交っていたが、本作も負けず劣らず、「バカ野郎」、「なんだとこの野郎」と怒号が飛び交う。
駆け引き、裏切り、殺し合い…仁義などカケラもない悪人どものエゴと狡さがぶつかり合い、そしてほとんどの登場人物が死んで行く。
まさに「仁義なき戦い」である。

そう言えば、「仁義-」に出て来る人物を思わせるキャラクターも幾人かいる。配下の組員を利用するだけ利用して棄て、カジノに入り浸ってニヤけている國村隼扮する組長は、「仁義-」の山守親分(金子信雄)を思わせるし、ビートたけし扮する大友は、尖兵として殺しを請け負うも、やがて空しさを感じて自首し、刑務所に入るのだが、これなど同作の主人公、広能昌三(菅原文太)を髣髴とさせる。

さらに、小日向文世扮する、たけしと心通じている悪徳刑事は、同じ笠原和夫脚本・深作欣二監督の「県警対組織暴力」に登場する、菅原文太扮する刑事のキャラクターを連想させる。彼もまた、松方弘樹扮するヤクザと心を通わせ、敵対するヤクザを罠にはめようとする。

北野武のデビュー作、「その男、凶暴につき」は、本来は深作欣二がメガホンを取る予定だった作品である。バイオレンス派として、恐らくは深作欣二を敬愛しているであろう北野武は、本作で深作欣二にオマージュを捧げたのかも知れない。

ラストには、あっと驚く結末を用意しているが、よく思い起こせば、これは「その男、凶暴につき」のラストのリフレインである。…そういう点でも、本作は「その男、凶暴につき」の原点に回帰した作品である、と言えるだろう。

 
バイオレンス・ヤクザ映画としても十分楽しめる出来であるが、随所にひねった笑いや、一風変わった殺しのテクニック等が網羅されている辺りがいかにも北野武らしい。そういったブラックな笑い、残酷描写、そしてオマージュがブレンドされている、という点では、クエンティン・タランティーノ作品とも通じるものがある。恐らく、タランティーノが本作を観たら、結構喜ぶかも知れない。―そう言えば、タランティーノは深作欣二の熱烈なファンだった。

配役にしても、三浦友和、加瀬亮、小日向文世、北村総一朗…といった、これまではどちらかと言えば、“いい人”を演じて来た役者に悪人を演らせている辺りも面白い。

もともと、「座頭市」でも分かるように、北野武監督は、エンタティンメントを撮らせたらピカ一の演出力を持っている。アマノジャクぶりを発揮してここ数作は、やや観念的な作品に寄り道していたが、やはりエンタティンメントを撮ればちゃんと面白い作品に仕上げてくれる。

これで吹っ切れて、今後さらにブラックさと笑いを過剰に盛った、たけしらしいバイオレンス・アクションの快作を作り続けてくれる事を期待したい。    (採点=★★★★

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(付記)
クイズを出しておこう。

THE OUTRAGE”という原題を持つ映画が昔作られている。我が国でも公開されているが、どんな作品かご存知だろうか。

 

 

 

答:
邦題は「暴行」。マーティン・リット監督、ポール・ニューマン主演の1963年製作のアメリカ映画である。

The_outrage これ、実は黒澤明監督の「羅生門」のアメリカ版リメイクである。舞台を西部に移し変えてあるが、物語は「羅生門」そのまんまである。多襄丸に当る盗賊をポール・ニューマンが演じ、オリジナルの僧侶(千秋実)に当る牧師役を若き日のウイリアム・シャトナーが演じている。

それにしても、もちっとマシな邦題が考えられなかったのだろうか。これではポルノ映画と間違われそうである(同じ題名のにっかつロマンポルノがあったね)。

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コメント

クイズおもしろいっす!

投稿: タニプロ | 2010年6月22日 (火) 17:23

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