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2013年7月28日 (日)

「風立ちぬ」

Kazetachinu

2013年・日本/スタジオジブリ
配給:東宝
監督:宮崎 駿
原作:宮崎 駿
脚本:宮崎 駿
作画監督:高坂希太郎
音楽:久石 譲
主題歌:荒井由実「ひこうき雲」
プロデューサー:鈴木敏夫

 

宮崎駿が模型雑誌「月刊モデルグラフィックス」に連載した漫画を元に、宮崎駿が自ら監督してアニメ映画化。宮崎監督の長編アニメとしては、「崖の上のポニョ」(2008)以来5年ぶりとなる。零戦こと零式艦上戦闘機の設計者として知られる堀越二郎の半生を、同時代に生きた文学者・堀辰雄の2本の小説「風立ちぬ」「菜穂子」のエピソードを盛り込みながら描く。

幼い頃から空にあこがれを抱いて育った堀越二郎(庵野秀明)は、震災の混乱の中で、少女・里見菜穂子(瀧本美織)と運命な出会いを果たす。やがて飛行機設計技師として三菱内燃機に就職し、その才能を買われた二郎は、同期の本庄(西島英俊)らとともに戦闘機の設計に邁進するが、初めて取り組んだ試作機は墜落事故を起こし二郎は落胆する。ある夏、二郎は避暑休暇で訪れた山のホテルで菜穂子と再会。やがて2人は結婚する。菜穂子は結核を患っており、療養所暮らしも長引くが、二郎は愛する人の存在に支えられ、新たな飛行機作りに没頭して行く…。

常に新作が待たれ、公開される度に興行的大ヒットを飛ばす(それも毎回興行収入が100億円以上!)…。
興行面だけではない。「となりのトトロ」(1988)はキネ旬ベストワンを獲得しているし、その他の作品もキネ旬ベストテン上位に食い込んでいるものが多い(注1)。これも凄い事である。今の日本において、そんなスーパースター的クリエイターは、宮崎駿をおいて他にいない。
もっとも、最近の「ハウルの動く城」(2004)、「崖の上のポニョ」(2008)はベストテン圏外に落ち、興行面は安泰だが、批評家の見る目はやや厳しくなって来た感はある。

さて、そんな宮崎さんの新作。やはり期待せずにはいられない。

今回は、初めて実在の人物・堀越二郎を主人公に据えている点、関東大震災から太平洋戦争へと、20世紀日本の歴史が背景となっている点、本格的な大人のラブロマンスを描いている点、等、これまでの作品とは大きく異なる要素が盛り込まれており(ついでに、題名から始めて「」の文字が消えた(注2))、そういう意味では宮崎作品としては新境地、というか、異色作ではある。

しかし、観終わって、私は感動した。そして、これはやはり、まぎれもなく、宮崎駿作品である事を確信した。

(以下ネタバレあり)

宮崎駿監督作品の特徴を挙げれば、簡単に言って、次の各要素にまとめられる。

即ち、①美少女の活躍 ②大空を飛翔する躍動感 

これに、作品にもよるが、③戦闘メカを生かしたアクション …も挙げていいだろう。

実際、美少女は宮崎作品のトレードマークであり、「ルパン三世・カリオストロの城」のクラリスや、「風の谷のナウシカ」のナウシカ、「天空の城ラピュタ」のシータらはアニメ・ファンから絶大な支持を得て、今も人気は根強い。

②は、それこそ「ナウシカ」、「ラピュタ」から「魔女の宅急便」「紅の豚」に至るまで、大空を自由に飛び回るシーンは宮崎作品の目玉である。

③はまさに宮崎さんの趣味全開「未来少年コナン」のラスト間際に登場する巨大機ギガントの翼上での大アクションやら、「紅の豚」における航空機同士の大空中戦などが代表的だが、「ナウシカ」、「ラピュタ」でも戦闘メカが大挙登場し空中バトルを繰り広げたし、テレビの「新・ルパン三世/死の翼アルバトロス」でも嬉々として巨大航空機の内外での大アクションを展開させていた(これらは、②の要素とも多少カブる)。空は飛ばないけれど、「ハウルの動く城」における動く城も、まさに巨大メカである。ついでながら東映アニメ時代に原画を担当した「空飛ぶゆうれい船」(1969)でも、本筋とはまったく関係ない、戦車が町中で盛大に壊しまくるシーンを描き込んでいる。

宮崎作品で特に人気が高いのが、テレビ時代の「コナン」、「ルパン」に、劇場映画の「ナウシカ」から「紅の豚」に至るまでの作品であるのは、これらが、上記①②③の要素をすべて網羅しているからに他ならない。
逆に、これらの要素があまり登場しなくなった「もののけ姫」以降の作品が、一部の熱狂的ファンに評判が悪いのも、そう考えれば納得出来るだろう。

で、考えれば、③は無論のこと、①、②もまた、宮崎さんの趣味的要素であるとも言える。
言い換えれば、自分の趣味をそのまま作品に盛り込んでいるのが“宮崎アニメ”の世界なのである(注3)。自分の趣味の世界に全精力を注いでいるからこそ、それらの作品には、ウキウキする楽しさ、熱気が満ち溢れており、その熱気を肌で感じるからこそ、観客もまたその世界に没入し、楽しさを味わうのである。

 
さて、そこで本作をじっくり観ると、まったく久しぶりに、①②③の要素がすべて本作に網羅されているのが分かる。
観ていて、ワクワクする気分になるのはその為である。

ヒロインである菜穂子は、後半再会するシーン以降こそ大人の女性であるが、最初に二郎と出会うシーンでは、明らかに美少女である。顔もクラリスに似ている。

二郎は大空に憧れており、近眼でパイロットになれなかった為、飛行機の設計技師を一生の仕事とする。
映画の冒頭には、少年時代の二郎が夢の中で、屋上に設置されたプロペラ機を操縦し、大空を滑空するシーンが登場する。
プロペラ機なのに、助走なしでフワリと空中に舞い上がるのがいかにも夢の世界なのだが、その優雅な飛翔、地表にやがて太陽の光が射すシーンなど、その美しさに魅了されてしまう。ここはまさに②である。

三菱内燃機に入社した二郎は、飛行機の設計技師として、「隼(はやぶさ)」、七試艦上戦闘機を設計するが、試験飛行における失敗経験を経て、さらなる改良機、後のゼロ戦の原型となる九試の開発、飛行試験の成功に至るプロセスも、まさに“戦闘メカ”の雄姿を描くプロセスに他ならない。

堀越二郎は、飛行機乗りになれなかった自分の夢を、飛行機を設計・開発する事で実現した人であると言えるが、宮崎駿も、空を自由に飛びたいという夢を、アニメの中で実現した作家である。
つまりは、主人公二郎は、宮崎駿自身でもある

堀越二郎だけの物語では、②③の要素はあっても、美少女は登場する余地がない。そこで同時代に生きた、堀辰雄の原作から、美しくも薄命の女性、菜穂子とのラブストーリーをミックスし、まさに宮崎アニメの集大成とも言える作品が出来上がった。

しかし、過去の宮崎アニメと異なるのは、堀辰雄原作を取り入れたせいもあるが、大人の恋を文学的とも言える格調高さで描き、かつ自身の趣味的世界をストイックに抑制した点にある。

若い時なら間違いなく描いたであろう、ゼロ戦の雄姿、敵機を撃墜する戦闘シーン等を一切描かず、九試艦上戦闘機の試験飛行成功と、死を予期した菜穂子の退場で物語を終え、最後、冒頭と同様に夢の中で、敗戦を迎え、航空機の残骸が散らばる草原で、イタリアの設計士、カプローニと語り合うシーンで物語を閉じる。

これはまさに、宮崎アニメの進化形である。いくつもの夢のシーンにおける、美しいファンタジー的世界は健在ではあるが、そこにリアルで静謐な人間ドラマを加味し、大人が観ても心打たれる作品に仕上がっている。

菜穂子との、初夜のシーンの美しさには感動した。宮崎作品に、こんな場面が登場するとは予想出来なかった。泣けた。

 
キーワードとして、矛盾という言葉がしばしば登場するが、思えば飛行機にしても、核にしても、人類の夢、文明の利器として開発されたはずなのに、戦争に利用され、多くの人の命を奪う兵器となってしまう矛盾。
二郎は決して戦争の道具として飛行機を開発したわけではない。ただ美しい機体で、大空を舞いたいという願いを実現しただけなのだ。しかし結果として、ゼロ戦は戦争末期の特攻機としての役目も含めて、多くの若い命を散らす悪夢の兵器となった。

思えば、宮崎駿自身も矛盾だらけの人である。エコロジー、自然との調和を描きながら、タバコはパカパカ吸うし、人類の平和を願いながら、派手な戦闘で人がバタバタ倒れて行くシーンを嬉々として描いている
それも宮崎さんは自分でも分かっている。本作の中でも、結核で床にいる菜穂子の傍で二郎がタバコを吸うシーンがあるが、それはまさに、自身に対する皮肉でもある。

そんな矛盾を抱えて生きているのが人間なのである。矛盾だらけの世の中ではあるが、それでも人は、生きねば(本作のキャッチコピー)ならないのである。

 
もう一つ、テーマとなっているのが、タイトルにもある“風”である。映画の中では、いつも風が物語を動かしている。

二郎と菜穂子が最初に出会うのも、列車の中で突風で二郎の帽子が飛ばされたおかげだし、軽井沢で二郎が菜穂子と再会するきっかけも、やはり突風で飛ばされたパラソルのせいである。

何度か出てくる、草原を揺らす風の映像も素晴らしい。そして二郎が折った紙飛行機も、風に乗って大空を舞う。無論、二郎が設計した飛行機も。

さらに、二郎が口ずさむ、「誰がを 見たでしょう 僕もあなたも 見やしない けれど木の葉を ふるわせて  風は 通りぬけてゆく」
(C・G・ロセッティ作詞、西條八十訳詩)も、風に関する有名な詩である。

過去の宮崎アニメ、例えば「魔女の宅急便」でも、突風が物語に大きく関わっていた(注4)し、「となりのトトロ」で、夢の中で子供たちがトトロに掴まって空を飛ぶシーンでは、サツキが「私たち、になってる!」と叫ぶシーンがある。

思えば、宮崎駿が自分で原作・脚本を手掛けた、記念すべきジブリ・ブランド・アニメの最初の作品(注5)のタイトルがの谷のナウシカ」であった(風に乗ってグライダーのようなメーヴェが滑空するシーンはとても美しい)。
本作は、その「ナウシカ」から数えて、長編アニメとしてはちょうど10作目となる、節目の作品である。
その作品に、1作目以来の、「」がタイトルに入っているのも、巡り合わせと言うか、あるいは狙っての事だろうか。

いずれにせよ本作は、天才作家・宮崎駿が、72歳という老境に至って、過去の自作の踏まえつつ、アニメの可能性を押し広げ、さらなる新境地を開拓した力作である。

エンディングに流れる、荒井由実の「ひこうき雲」の歌に、また泣けた。

なお、二郎の声を担当した庵野秀明がヘタだと批判する意見があるが、私は二郎の朴訥感が出てて適役だと思った。それが宮崎さんの狙いなのだから。慣れてくれば違和感はない。
宮崎関連作ではこれまでも「トトロ」では糸井重里、「耳をすませば」では立花隆と素人声優を起用しているが、糸井さんや立花さんよりはずっとうまかったと思いますよ。   (採点=★★★★★

 

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(注1)

キネ旬ベストテンにおける宮崎監督作品の順位は以下の通り。
「風の谷のナウシカ」 (1984)   7位(読者1位)
「天空の城ラピュタ」 (1986)    8位(読者2位)
「となりのトトロ」 (1988)     1位(読者1位)
「魔女の宅急便」 (1989)      5位(読者1位)
「紅の豚」 (1992)         4位(読者3位)
「もののけ姫」 (1997)        2位(読者1位)
「千と千尋の神隠し」 (2001)   3位(読者1位)
「ハウルの動く城」 (2004)    14位(読者8位)
「崖の上のポニョ」 (2008)     13位(読者11位)

(注2)
劇場用アニメの監督デビュー作「ルパン三世・カリオストロ城」以来、上記題名を見ても分かる通り、過去の全作品に「の」が入っていた。
ちなみに高畑勲監督の劇場用長編アニメ作品は、「」の文字が(ぼ、ぽも含めて)必ず入っている。こちらも新作「かぐや姫の物語」で「ほ」が消えた。

(注3)
本作の原作は、宮崎駿が「月刊モデルグラフィックス」に連載した漫画であるが、その映画化を提案した鈴木プロデューサーに対し、宮崎さんは「あの漫画は趣味で描いているんだ。趣味を映画にするなんてあり得ない」「アニメーション映画は子どものためにつくるもの。大人のための映画はつくっちゃいけない」と猛反対したという。
だが、「紅の豚」もやはり「モデルグラフィックス」に連載された趣味で描いたマンガ「飛行艇時代」の映画化であり、かつ“大人の為の映画”でもあった。よってこの発言は矛盾している。

(注4)
「魔女の宅急便」では、はじめての配達時に、突風にあおられて荷物(黒猫の人形)を落としてしまう。ラストでは、突風にあおられた飛行船がトンボをぶら下げたまま漂流し、キキが飛行能力を取り戻すきっかけとなる。

(注5)
宮崎監督の長編アニメ第1作は(注2)にもある通り、「ルパン三世・カリオストロの城」なのだが、これはテレビアニメの劇場版で、製作も東京ムービーであり、宮崎さんも雇われ監督に近く、ジブリ作品とは言えない。それでも見事な秀作に仕上がっていたのだから凄い。
なお「風の谷のナウシカ」の製作はトップクラフト名義で、スタジオ・ジブリの立ち上げは翌1985年であるが、一般的にはジブリ作品で通っている。

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コメント

映像には圧倒されました。
宮崎作品の今までの集大成という面もあり面白く見ました。
庵野監督の主人公の声は私も良かったと思います。
飛行機の設計者としての堀越二郎と、恋愛を題材とした堀辰雄の二人から造形された主人公ですが、個人的には後者にはそれほど乗れない部分もありました。
でもラストは涙、、でしたが。
ネットでは割と評判が悪い様ですが、わからないでもないです。
まったく子供向けではない事、時代背景や主人公らの状況に関して予備知識がないとわかりにくい、といった点は不親切かも。
以下のサイトはそのあたりをうまくまとめています。
http://hayao-ghibli.seesaa.net/article/366784080.html

宮崎監督にはぜひお元気で次回作も撮って欲しいです。

投稿: きさ | 2013年7月29日 (月) 05:51

声優に関して言えば、正直今までのジブリ映画って多かれ少なかれ違和感を感じる部分があったのですが、今回は全く感じませんでした。庵野さんは、知っていて身構えて見ていたせいか最初こそあれっと思いましたが、良かったです。と言うか、断じて悪くない!。西島英俊、野村萬斎他、皆最後まで「誰?」と思わされずに見ることが出来ました。そして菜穂子を演じた瀧本美織!庵野さんのうまい、下手ばかりに話題が集中していますが、彼女のアテぶりは絶賛ものだと思うのですがいかがでしょうか。さて、中身の方ですが、いやあ良かった。初夜のシーンは、涙だけでなく声が出そうになって困りました。

投稿: オサムシ | 2013年7月29日 (月) 22:59

二度観ました。
二郎の声は、最初だけ少し違和感があるものの、二時間が過ぎる頃には愛着すら感じるようになり、二度目を観終わる頃には彼の声以外はイメージできなくなりました。
正しく現時点での宮崎アニメの集大成。
鈴木Pが「遺言」と表現したのもわかります。

投稿: ノラネコ | 2013年7月31日 (水) 22:42

◆きささん
菜穂子のエピソード部分は乗れませんでしたか。
まあ確かに、否定的な意見も結構ありますが、でも、あの部分がないと、物語に奥行きがなくなってしまう気がするんですね。
堀辰雄を取り込んだ宮崎さんの思いを、いろいろ考えて見るのもいいんじゃないでしょうか。

ご紹介のサイト、充実してますね。しかしすごいボリュームに圧倒されます(笑)。
時間が出来れば、じっくり読ませていただきます。ありがとうございました。


◆オサムシさん
庵野さんの声に関するご意見、まったく同意です。他の方では二郎のキャラをあそこまで表現出来たかどうか。
瀧本美織についても同感です。見事に物語に溶け込んでおりました。最近の宮崎アニメ声優の中では出色です。島本須美さん(トトロのサツキたちのお母さん!)を思い出してしまいました。


◆ノラネコさん
もう二度もご覧になったのですか。
私ももう一度観ようと思ってます。観る度に、新たな発見があるかも知れません。

庵野さんの声に関してはみなさん肯定派なので、我が意を強くしました。
それにしても、本作が本当に「遺言」にならない事を祈りたいですね。

投稿: Kei(管理人) | 2013年8月 2日 (金) 01:09

まあ、乗れないといっても堀越二郎のパートに比べると、という事で本作がかなりの傑作である事には異論はありません。
まあ、なまじ堀越二郎に知識があったからという所もあるかもしれません。

投稿: きさ | 2013年8月 2日 (金) 23:50

いまだに「宮崎駿は声優使わないからダメだ」と言うアンチ的人間がいますけど、そういう人たちは「おおかみこどもの雨と雪」はどう思ってるんでしょう?

あと話題の禁煙学会のクレームなんて論外。時代考証って言葉知らないヒステリーな人間の集団なんだろうなって思います。

こんなブログまである始末です。

http://blog.goo.ne.jp/kaeruyama5151

投稿: タニプロ | 2013年8月27日 (火) 12:59

◆タニプロさん
レビューアップしたばかりの「タイピスト!」でも、本文には書きませんでしたが、吸うわ吸うわ、タバコ吸うシーンがいっぱい出て来ます。
当時を再現しようとするなら、タバコ吸わない方がよっぽど不自然ですよね。禁煙学会はこれにもクレームつけるんでしょうかねぇ(笑)。

投稿: Kei(管理人) | 2013年8月30日 (金) 00:17

試写で観たんですが「かぐや姫の物語」が「風立ちぬ」の上をいきました(オレ的に)。超期待して観てください。「かぐや姫の物語」

投稿: タニプロ | 2013年11月 8日 (金) 23:40

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