« 「0.5ミリ」 | トップページ | 2014年を振り返る/追悼特集 »

2014年12月29日 (月)

「ゴーン・ガール」

Gonegirl2014年・アメリカ/New Regency Pictures他
配給:20世紀フォックス映画
原題:Gone Girl
監督:デビッド・フィンチャー
原作:ギリアン・フリン
脚本:ギリアン・フリン
製作:アーノン・ミルチャン、ジョシュア・ドーネン、リース・ウィザースプーン、シーン・チャフィン

全米でベストセラーとなり、2014年版「このミステリーがすごい」年間ベストテンでも9位にランクされたギリアン・フリン原作のミステリーを映画化。監督は「セブン」「ゾディアック」「ドラゴン・タトゥーの女」等、異色ミステリーものに腕を発揮するデビッド・フィンチャー。主演は題名も似ている「ゴーン・ベイビー・ゴーン」で初監督・主演を務めたベン・アフレック。共演にロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリスら。

アメリカ・ミズーリ州。元ライターのニック(ベン・アフレック)とエイミー(ロザムンド・パイク)は幸せに満ちた結婚生活を送っていたが、結婚5年目の朝、エイミーが突然失踪し、自宅のキッチンから大量の血痕が発見された事から、警察はアリバイが不自然なニックに疑いをかけ捜査を進める。一方メディアも事件を興味本位に追い、やがてニックの秘密や理想的にみえた結婚生活のほころびが明らかになり、ニックは全米からエイミー殺害疑惑の目を向けられて行く…。

さすが、いくつもの不気味なミステリー犯罪映画の秀作を撮っているフィンチャー監督である。冒頭から、幸福そうな夫婦の結婚5年目の記念日だというのに、灰色の空、不安な空気が漂っている。

キッチンに大量の血痕を拭き取った後が見つかった事から、警察はニックによる殺人を疑う。エイミーは作家である母の児童書、「完璧なエイミー」のモデルとして有名な存在であり、一方でニックが、若い女と浮気をしていた事がやがて発覚するに至り、警察だけでなく、マスコミや一般市民も次第にニック犯人説に傾いて行く。

日本でも、和歌山砒素カレー事件など、マスコミが特定の人物を犯人と名指しし、世論もそれに傾いて行く事例がいくつもある。

果たして、ニックは真犯人なのか、犯人は別にいるのか、エイミーは本当に殺されたのか…謎を孕んだまま物語は中盤を迎える。 

(以下ネタバレとなります、未見の方は注意)

 

映画は中盤に至って、突然、エイミーの視点となる。

ミステリーなので詳しくは書かないが、表向き幸福そうであっても、エイミーは心に闇を抱えていて、鬱屈が溜まっていた事が分かって来る。
夫婦生活とは、お互いの心の中は本当は理解し合えていないものなのかも知れない。

ここで、「完璧なエイミー」という児童書のタイトルが伏線としての意味を帯びて来る。
“完璧”がいつしかプレッシャーとなって心を覆い隠していたのかも知れない。

エイミーが何故あのような行動を取ったかは、映画は明確に描いていない。おそらくは、結婚5年目を迎え、結婚生活とは何かと息苦しいものである事を認識し、かつ「完璧なエイミー」を演じ続ける事に疲れ、自分をリセットして新しい別の人生を歩んでみたいと思うようになったのだろう。

ただ、夫への復讐かと言えばそれほど根深いものではないようだ。なにしろ宝探しゲームのような紙切れを3箇所に置いていったくらいだから、ちょっとイタズラして困らせてやれ、みたいな感覚もあったかも知れない。

それにしても、中盤で早々とトリックのネタばらしをしてしまって、これから終盤までどう繋ぐのかな、と思っていたら、さらなる急展開が待っていた。
近づいてきた男女に金を巻き上げられた事で、エイミーの計画が大きく狂ってしまい、同じ頃、テレビで切実に自分の身を案じてくれているニックを見た事もあって、こうなったら夫の元に戻るしかない、さてどういう理由をつけたら、警察もマスコミも納得するのか…
エイミーが思いついた、その手段は、なんと幼なじみで今もエイミーの事を思っているコリンズ(ニール・パトリック・ハリス)を利用する事。

ここから後の展開は、さすがはフィンチャー。エイミーによる周到な偽装と、血みどろの惨劇が待っていた。
考えたら、夫の元に戻るだけの為に、そこまでするのか、という疑問も沸くが、目的の為に、男を振り回し、利用する、女というもののコワさ、したたかさを極端にまで強調するにはこのぐらいの描写も必要かも知れない。
女は魔物である。この原作と、映画用の脚本を書いたのがギリアン・フリンという女性であるのもまた凄い。かなわないな、と思ってしまう。

人一人(正当防衛に見せてるとは言え)殺しているのに、警察の追及が甘い等、やや問題点もあるが、テーマにそってさまざまな不安、まがまがしさを多重的に積み重ねるフィンチャーらしい演出は相変わらず見事だし、目をつぶってもいいだろう。

ロザムンド・パイクが素晴らしい。久しぶりに登場した、悪女でありながら、魅力的な輝きを放つヒロイン像を見事に演じている。
それを受けて、モヤモヤを抱えながらも、この女には逆らえない、と達観したかのような表情を見せるベン・アフレックもいい。このキャスティングも成功の一因だろう。

2時間29分という長尺を、まったく飽きさせないフィンチャー演出が堪能出来る、ミステリーの秀作である。 (採点=★★★★☆

 ランキングに投票ください → にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ    

 

で、お楽しみはココからである)

中盤で、失踪した女の視点に変わって、トリックをバラしてしまう、という展開、映画ファンなら、多分ヒッチコックの傑作ミステリー「めまい」(1958)を思い出した人も多いだろう。

Vertigo_2「めまい」でも、真ん中辺りで女(キム・ノヴァク)の視点でトリックをバラしている。それだけでなく、物語も、女が、自分を消すためのトリックを使い、自分が死んだ事にして別の女として生きていた、という話で、この展開も本作とそっくりである。
公開当時は、途中でバラすのはミステリーとして邪道、とかいろいろ言われたが、今では映画史上の傑作として評価が定まっている。

そう言えば、本作のロザムンド・パイクも、この作品のキム・ノヴァクと同じ金髪だった。金髪はヒッチコック・ヒロインの共通アイテムである。

また、ラスト間際、血だらけのエイミーがニックと入ったシャワー室で血を洗い流すシーン、血が足元に流れ、排水溝に吸い込まれて行くカットが、ヒッチコックの「サイコ」の有名なシャワー・ルーム・シーンを連想させたりもする。

とまあ、いろいろヒッチコック作品を思わせるシーンが出て来る。原作者もおそらく「めまい」は意識しての事だろうが、シャワー・シーンは多分フィンチャーらしいオマージュだろう。

|

« 「0.5ミリ」 | トップページ | 2014年を振り返る/追悼特集 »

コメント

怖い映画でした。
ベン・アフレックの割と何も考えていない様な柄が役に会ってました。
しかしロザムンド・パイクの演技、強烈ですね。
そしてなんともいえないラスト。後味は悪いですが見せる映画でした。
確かにフィンチャー、ヒッチコック作品は意識していると思いました。

投稿: きさ | 2015年1月 2日 (金) 10:21

◆きささん
あけましておめでとうございます。
いつもコメントありがとうございます。今年もよろしく。

ベン・アフレックの表情がピッタリでしたね。妻がいなくなってるのに、美女と並んで「はいニッコリ」とカメラマンに言われてニッコリしてしまうトホホぶりには笑いました。ホント、何も考えていない(笑)。

投稿: Kei(管理人) | 2015年1月 2日 (金) 13:59

そうでしたか。ヒッチコックへのオマージュだったのですね。
そう言われると、ひたひたと迫る恐怖の種類は、ジャンルとしてはそちらのジャンルに入るような気がします。
参考になります。

投稿: ここなつ | 2015年2月 4日 (水) 13:07

◆ここなつさん
コメントありがとうございます。
ヒッチ・ファンなので、サスペンス映画見るとヒッチ・オマージュ探してしまうもので(笑)。
エイミーが突然コリンズを切り裂くシーンは、ヒッチ作品(特に「サイコ」)のショック演出を思い出してゾッとしましたね。

投稿: Kei(管理人) | 2015年2月15日 (日) 20:22

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 「ゴーン・ガール」:

» ゴーン・ガール/GONE GIRL [我想一個人映画美的女人blog]
今月いちばん楽しみだったフィンチャーの新作 デヴィッド・フィンチャー監督作品は「ソーシャル・ネットワーク」も「ベンジャミン・バトン」も 面白かったけど「セブン」「ファイトクラブ」が傑作だと個人的には思ってる★ 最近の「ドラゴンタトゥーの女」(リ...... [続きを読む]

受信: 2014年12月30日 (火) 02:07

» ゴーン・ガール [映画的・絵画的・音楽的]
 『ゴーン・ガール』をTOHOシネマズ渋谷で見てきました。 (1)昨年アカデミー賞作品賞を受賞した『アルゴ』に出演していたベン・アフレックが出演しているというので映画館に行ってきました。  本作(注1)は、「妻の頭を割って、何を考えているか、どう感じているか、...... [続きを読む]

受信: 2014年12月30日 (火) 05:44

» 『ゴーン・ガール』をトーホーシネマズ六本木7で観て、人間恐怖だふじき★★★ [ふじき78の死屍累々映画日記]
五つ星評価で【★★★凄い話である事は認めるが、そんなに好きではない】    争う双方の心理戦が来る! やべえ。こええ。 人間が人間に対して恐怖を抱くのは、 その人間の内 ... [続きを読む]

受信: 2014年12月30日 (火) 06:42

» ゴーン・ガール〜イカレタ女 [佐藤秀の徒然幻視録]
公式サイト。ギリアン・フリン原作、デヴィッド・フィンチャー監督。ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、ニール・パトリック・ハリス、タイラー・ペリー、キャリー・クーン、 ... [続きを読む]

受信: 2014年12月30日 (火) 08:32

» ゴーン・ガール [とらちゃんのゴロゴロ日記-Blog.ver]
誰もがうらやむ若い夫婦に突然妻の失踪事件が起き、夫に妻殺害容疑がかかる。マスコミの煽り立てるような報道は夫の立場を悪くして、観客もそれに引き込まれる。ところが、待っていたのが仰天境地の展開だ。すごい衝撃的な映画の誕生に遭遇してしまった。... [続きを読む]

受信: 2014年12月30日 (火) 09:14

» ゴーン・ガール [Akira's VOICE]
夢も希望も無いのである。。   [続きを読む]

受信: 2014年12月30日 (火) 10:11

» 『ゴーン・ガール(Gone Girl)』デヴィッド・フィンチャー監督、ベン・アフレック、ロザムンド・パイク、他 [映画雑記・COLOR of CINEMA]
注・内容について触れています。『ゴーン・ガール』(Gone Girl)監督 : デヴィッド・フィンチャー出演 : ベン・アフレック、ロザムンド・パイクニール・パトリック・ハリス、タイラー・ペリーキム・... [続きを読む]

受信: 2014年12月30日 (火) 11:15

» 『ゴーン・ガール』 (2014) [相木悟の映画評]
二転三転、驚愕のサイコロジカル・スリラー! どんより暗くなる身も蓋もない内容ながら、めちゃくちゃ面白いサスペンスであった。 本作は、今やハズれるイメージのわかない名匠となったデヴィッド・フィンチャー監督作。ギリアン・フリンの同名ベストセラー小説の映画...... [続きを読む]

受信: 2014年12月30日 (火) 11:15

» 『ゴーン・ガール』 ~はーい皆さん笑って笑って♪~ [偏愛映画自由帳]
2014年/アメリカ/149分 監督:デヴィッド・フィンチャー 出演:ベン・アフレック    ロザムンド・パイク    キャリー・クーン    キム・ディケンズ    タイラー・ペリー    ニール・パトリック・ハリス ■概要 原題は『Gone Girl』。アメリカ製作による2014年のミステリー映画です。監督は『ファイト・クラブ』のデヴィッド・フィンチャー。主演は"ア...... [続きを読む]

受信: 2014年12月30日 (火) 21:31

» ショートレビュー「ゴーン・ガール・・・・・評価額1700円」 [ノラネコの呑んで観るシネマ]
愛する妻は、何者か? ※核心部分に触れています。 いやはや、デヴィッド・フィンチャーは毎回驚かせてくれる。 ミステリ映画という事で、情報を可能な限り入れないようにしていたのだが、予想してた内容と全く違う映画だった。
 結婚5周年の日に突然妻が失踪して、はたして夫が殺したのか否か?という話だと思ってたら、まさかの展開。 観ながらどうしても頭をよぎったのが、サム・メンデス監督の「レ...... [続きを読む]

受信: 2014年12月31日 (水) 17:54

» ゴーン・ガール [象のロケット]
アメリカ・ミズーリー州の田舎町。 幸せな結婚生活を送っていた夫ニックと妻エミリーの結婚5周年の記念日に、突然エイミーが姿を消した。 リビングには争った形跡があり、キッチンからはエイミーの大量の血痕が発見された。 警察は他殺と失踪の両方の可能性を探るが、次第にアリバイが不自然なニックへ疑いの目を向けていく…。 サスペンス。... [続きを読む]

受信: 2015年1月 1日 (木) 13:22

» 映画:ゴーン・ガール Gone Girl  演出、キャステイング、音響ともにパーフェクト、で、... [日々 是 変化ナリ 〜 DAYS OF STRUGGLE 〜]
監督は、デヴィッド・フィンチャー。 フィンチャーといえば、「セブン」「ソーシャル・ネットワーク」「ドラゴン・タトゥーの女」とか… ヤバい作品ばかり! 映画ではないが、彼制作の House of Cards 野望の階段 シーズン2 を英語版でじわじわ視聴中。  自分はあまり...... [続きを読む]

受信: 2015年1月 1日 (木) 18:41

» [映画]「ゴーン・ガール」(デイヴィッド・フィンチャー監督) [タニプロダクション]
出演 ベン・アフレック、ロザムンド・パイク他 TOHOシネマズ渋谷 座席位置 真ん中左端 評点・・・☆☆☆☆ ダンゼン優秀! 以下、Facebookより転載 観た直後は、フィンチャー作品ではセブンに並ぶキツイ終わり方だなあ。と思ったけど、視点を変えてみるとある意味「あげ... [続きを読む]

受信: 2015年1月 4日 (日) 17:18

» ゴーン・ガール [だらだら無気力ブログ!]
その辺のホラーより怖いわ〜。 [続きを読む]

受信: 2015年1月 7日 (水) 17:40

» 「ゴーン・ガール」 結婚とは・・・ [はらやんの映画徒然草]
物語が終わり、エンドロールに入ったところで満席の映画館の各所から「ふぅ・・・」と [続きを読む]

受信: 2015年1月 9日 (金) 11:04

» 『ゴーン・ガール』 [時間の無駄と言わないで]
最近はネタバレしまくりな予告編が多いけど、コレは良かった。 良い意味で期待を裏切られた。 まさかこんな展開になっていくとは・・・。 観に行きたくなるけどネタバレも全然し ... [続きを読む]

受信: 2015年1月18日 (日) 01:21

» ゴーン・ガール (Gone Girl) [Subterranean サブタレイニアン]
監督 デヴィッド・フィンチャー 主演 ベン・アフレック 2014年 アメリカ映画 149分 サスペンス 採点★★★★ 知人に「ワタシ媚びれないんだよねぇ」と言いながらアッチの男性にクネクネー、コッチの男性にクネクネーと媚びまくり、“悪い子”をアピールしつつも実…... [続きを読む]

受信: 2015年1月31日 (土) 09:54

» 「ゴーン・ガール」 [ここなつ映画レビュー]
とある女が失踪したからミステリー、と決めつけるよりもサスペンス・スリラーなんだな、これは。何故ってひたひたとぞくぞくと怖かったから。最初はニック(ベン・アフレック)の妻が失踪した事を巡って、妻エイミー(ロザムンド・パイク)の行方探し、誰が関与しているのか、などのミステリー仕立てになっているが、途中から加速度的にスリラーになっていく。アカデミー賞のノミネート(主演女優賞)もされたこの作品。面白かったし、すごいな、とは思ったけれど…。何かを深く考えさせられたり、衝撃を受けたりする事はない。ちらっと人の業... [続きを読む]

受信: 2015年2月 4日 (水) 13:12

» 恐ろしき夫婦愛? [笑う社会人の生活]
16日のことですが、映画「ゴーン・ガール」を鑑賞しました。 結婚5周年の記念日に突然エイミーが行方をくらましてしまう、自宅のキッチンから大量の血痕が発見された 警察はアリバイが不自然な夫ニックに疑いをかけ、メディアも事件を取り上げ ニックは全米から疑いの目...... [続きを読む]

受信: 2015年3月30日 (月) 22:08

» ゴーン・ガール [銀幕大帝α]
GONE GIRL 2014年 アメリカ 149分 ミステリー/サスペンス/ドラマ R15+ 劇場公開(2014/12/12) 監督: デヴィッド・フィンチャー 『ドラゴン・タトゥーの女』 原作: ギリアン・フリン『ゴーン・ガール』 出演: ベン・アフレック:ニック・ダン ロザムンド・...... [続きを読む]

受信: 2015年4月 6日 (月) 21:38

» 映画『ゴーン・ガール』 [名盤!]
昨年の12月ごろ公開され高い評価を得ていた映画『ゴーンガール』のDVDを観た。 監督がデヴィッド・フィンチャーということもあり、とても楽しみしていた作品だ。 結論から言うと、最後まで緊張感が途切れることない見事な作品だったと思う。 とても面白かった。 内容的に、観終わった後は少し気分が重くなったのだが、重厚感がありつつもカット割りの上手さがスピード感を生み出していて映画としてのクオリティはとても高い。... [続きを読む]

受信: 2015年4月11日 (土) 22:33

» ゴーン・ガール [いやいやえん]
【概略】 幸福な夫婦生活を送っていたニックとエイミー。しかし、エイミーが失踪し、自宅から血痕が発見され…。 サスペンス ベン・アフレック、ロザムンド・パイク共演。 まず、途中まで、全部エイミーのターン!です。 夫婦って他人同士がなるものだから、相手の全てを共有する事など出来ない。「何を考えてる?」それはわからない。そのわからないところが、魅力でもあり、怖いところでもあるのでしょうね。 エイミーの失踪から話は始まります。血痕があったという現場状況から夫ニックに嫌疑がかかるように... [続きを読む]

受信: 2015年4月12日 (日) 12:34

« 「0.5ミリ」 | トップページ | 2014年を振り返る/追悼特集 »