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2018年8月26日 (日)

「ペンギン・ハイウェイ」

Penguinhighway2018年・日本
制作:スタジオコロリド
配給:東宝映像事業部
監督:石田祐康
原作:森見登美彦
脚本:上田誠 (ヨーロッパ企画)
キャラクターデザイン:新井陽次郎
演出:新井陽次郎、亀井幹太
音楽:阿部海太郎

「夜は短し歩けよ乙女」等で知られる人気作家・森見登美彦の、日本SF大賞を受賞した同名小説のアニメ映画化。監督は短編アニメ「陽なたのアオシグレ」(2013)を監督した新鋭・石田祐康。本作が長編デビュー作となる。またこれまで「陽なたのアオシグレ」、同じく短編「台風のノルダ」(2015)を手がけたアニメスタジオ、スタジオコロリドの第1回長編作品でもある。声の出演はオーディションで選ばれた北香那、「彼女がその名を知らない鳥たち」の蒼井優、「ラストレシピ 麒麟の舌の記憶」の西島秀俊、「レオン」の竹中直人、他。

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2018年8月19日 (日)

「カメラを止めるな!」

Onecutofthedead_22017年・日本/ENBUゼミナール・シネマプロジェクト
配給:アスミック・エース=ENBUゼミナール
監督:上田慎一郎
脚本:上田慎一郎
編集:上田慎一郎
撮影:曽根剛
プロデューサー:市橋浩治

今日本中を席巻している、ジャンル分け不能の異色ヒット作。映画専門学校「ENBUゼミナール」のワークショップ「シネマプロジェクト」の第7弾として製作された作品で、監督はオムニバス映画「4/猫 ねこぶんのよん」内の1編「猫まんま」を手がけた上田慎一郎。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭・2018ゆうばりファンタランド大賞を受賞した他、世界各国でも受賞が相次ぐ。

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2018年8月15日 (水)

「沖縄スパイ戦史」

Okinawaspysenshi2018年・日本/ドキュメンタリー・ジャパン
配給:東風
監督:三上智恵、大矢英代
プロデューサー:橋本佳子、木下繁貴
音楽:勝井祐二
撮影:平田守

第二次大戦末期の沖縄戦における、知られざる真実に迫ったドキュメンタリー。監督は「標的の村」「戦場ぬ止み(いくさばぬとぅどぅみ)の三上智恵と、学生時代から八重山諸島の戦争被害の取材を続けてきたジャーナリストの大矢英代。

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2018年8月12日 (日)

「菊とギロチン」

Kikutogirochin2018年・日本/スタンス・カンパニー=国映
配給:トランスフォーマー
監督:瀬々敬久
脚本:相澤虎之助、瀬々敬久
プロデューサー;坂口一直、石毛栄典、浅野博貴、藤川佳三
音楽:安川午朗
ナレーション:永瀬正敏

大正末期を舞台に、アナキストの若者たちと女相撲の力士たちとの交流を描いた青春群像劇。監督は「64  ロクヨン」「友罪」の瀬々敬久。監督が構想30年の企画を実現させた入魂の作品である。出演は「パンク侍、斬られて候」他出演作が相次ぐ東出昌大、「ナミヤ雑貨店の奇蹟」の寛一郎、「光(河瀬直美監督)の大西信満、「大和(カリフォルニア)」の韓英恵、新人木竜麻生など。ナレーションを永瀬正敏が務める。

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2018年8月 6日 (月)

「ウインド・リバー」

Windriver
2017年・アメリカ
配給:KADOKAWA (提供:ハピネット)
原題:Wind River
監督:テイラー・シェリダン
脚本:テイラー・シェリダン
製作総指揮:エリカ・リー、ジョナサン・ファーマン、ブレイデン・アフターグッド、クリストファー・H・ワーナー、ボブ・ワインスタイン、ハーベイ・ワインスタイン、デビッド・C・グラッサー、ウェイン・マーク・ゴッドフリー、ロバート・ジョーンズ、ニック・バウアー、ディーパック・ネイヤー

雪深いワイオミング州の先住民保留地で起きた事件を通して現代アメリカを見つめるクライム・サスペンスの傑作。脚本・監督は「ボーダーライン」「最後の追跡」の脚本で2年連続アカデミー賞にノミネートされたテイラー・シェリダン。主演は共に「アベンジャーズ」シリーズに出演しているジェレミー・レナーとエリザベス・オルセン。第70回カンヌ国際映画祭(2017)「ある視点」部門で監督賞を受賞。

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2018年8月 4日 (土)

小説「盤上の向日葵」

Banjounohimawari 柚月裕子・著

 中央公論新社・刊 2017年8月

 \1,800+税

 

「孤狼の血」が話題となった柚月裕子さんの新作ミステリーです。

単行本で563ページもあるぶ厚い本ですが、読みだすと面白くて一気に引き込まれ、ほとんど徹夜で(笑)、3日がかりで読み終えました。

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