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2024年1月20日 (土)

祝・「映画秘宝」誌再々復刊!

Eigahihou-2024jan 2022年に休刊していた雑誌「映画秘宝」が今月19日、再々復刊しました。ファンとしては喜ばしい事です。

 

 

 

 

「映画秘宝」誌は2020年1月、それまで発行していた洋泉社が親会社の宝島社に吸収合併され、宝島社は「映画秘宝」を刊行する意思はない、という事で一旦休刊となりました。(その経過と「映画秘宝」の実績についてはこちらの記事を参照)

著名人からも休刊を惜しむ声が出ていたりで、復刊が待ち望まれていましたが、なんとそれからわずか3ヶ月で、早々と復刊しました。出版社は双葉社に変わり、編集は「合同会社オフィス秘宝」という編集室が担当という事でした。

ところが、喜んだのもつかの間、2022年早々、またまた休刊となりました。2年も持たなかったですね。その理由が、元編集長がなんか揉め事を起こしたのが原因というトホホなものでした。「トホホ10」(ワーストテン)が売りの雑誌がこれではシャレになりません(笑)。

それから丸2年を経過しての再々復刊。今度は「合同会社秘宝新社」が発行元という事です。

表紙は、今年公開予定のクリストファー・ノーラン監督「オッペンハイマー」の主人公ロバート・オッペンハイマー本人の肖像。

記事は「恐怖理系人間」と題して、「オッペンハイマー」と、その他マッド・サイエンティスト映画の世界の大特集、「ゴジラー1.0」に関連して、1作目の芹沢博士を取り上げています。ちなみにタイトルは石井輝男監督作品「恐怖奇形人間」のもじりです(笑)。

その他の記事も従来の秘宝誌とほぼ変わらず、来月号(2月21日発売)はいつもの2023年度ベスト&トホホ10の発表です。これは楽しみですね。

ページ数は以前と同じ112ページですが、値段は330円(税込)アップしてます。なんか復刊するたびに値上がりしてるような(笑)。

ともあれ、こういうユニークな映画雑誌が復刊してくれる事はコアな映画ファンにとってはありがたい事です。ご祝儀で早速買い求めました。

さて、今度は長続きしてくれるでしょうね。期待したいです。

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コメント

 良いニュースですね。あまり買ったことはなかったですが、よく立ち読みしてました。復刊号だけでも買います。別件ですが、ようやく「窓ぎわー」見ました。戦争の怖さがジワジワ伝わってきました。上映館が減りつつある中、間に合って良かったです。子連れのお客が多く、感想を聞きたくなりました。

投稿: 自称歴史家 | 2024年1月21日 (日) 08:06

◆自称歴史家さん
「映画秘宝」私も時々買う程度ですが、ベストテン発表号だけは毎年買ってます。サブカル系の評論家がどんな作品を選んでるか楽しみですので。面白いですよ。気に入った記事があれば買ってあげてください。

「窓ぎわのトットちゃん」良かったですか。お奨めした甲斐がありました。あまりヒットしてないようですが、見た人の評判はいいので、口コミで話題が広がってくれるといいですね。

投稿: Kei(管理人 ) | 2024年1月21日 (日) 21:35

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