« 2026年5月 | トップページ | 2026年7月 »

2026年6月29日 (月)

「シラート」

Sirt 2025年・スペイン=フランス合作   115分
配給:トランスフォーマー
原題:Sirāt
監督:オリベル・ラシェ
脚本:オリベル・ラシェ、サンティアゴ・フィロル
撮影:マウロ・エルセ
音楽:カンディング・レイ
製作:ドミンゴ・コラル、ペドロ・アルモドバル
製作総指揮:エステル・ガルシア

失踪した娘を捜す父と息子の旅が、予期せぬ事態を招く事となる異色のロードムービー。監督は「ファイアー・ウィル・カム」のオリベル・ラシェ。主演は「パンズ・ラビリンス」のセルジ・ロペス、その他の出演者は俳優ではなく、ラシェ監督が舞台となる現地で見つけた人たちから選ばれている。2025年・第78回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に出品され、審査員賞など4冠を受賞。第98回アカデミー賞では国際長編映画賞と音響賞にノミネートされた。

続きを読む "「シラート」"

| | コメント (0)

2026年6月25日 (木)

B級娯楽映画 第147位 「紅孔雀」(5部作)

前回148位に続き、“東映お子様時代劇”の登場です。

Benikujaku1 1954~55年・製作:東映京都
配給:東映
監督:萩原遼
原作:北村寿夫
脚色:小川正
撮影:吉田貞次
音楽:高橋半
主題歌作曲:福田蘭童
助監督:沢島忠
企画:坪井與 、宮城文夫、吉野誠一

続きを読む "B級娯楽映画 第147位 「紅孔雀」(5部作)"

| | コメント (0)

2026年6月23日 (火)

世界名作映画 第146位 「お熱いのがお好き」

今回は、私の大好きな映画監督、ビリー・ワイルダーの傑作コメディです。

Somelikeithot 1959年・アメリカ    121分
製作:アシュトンプロ=ミリッシュ・カンパニー
配給:ユナイテッド・アーチスツ
原題:Some Like It Hot
監督・製作:ビリー・ワイルダー
原作:ロバート・ソーレン、マイケル・ローガン
脚本:ビリー・ワイルダー、I・A・L・ダイアモンド
撮影:チャールズ・ラング・Jr.
音楽:アドルフ・ドイッチ

続きを読む "世界名作映画 第146位 「お熱いのがお好き」"

| | コメント (0)

2026年6月20日 (土)

「Michael/マイケル」

Michael 2025年・アメリカ   127分
製作:G.K.Films=ライオンズゲート
配給:キノフィルムズ
原題:Michael
監督:アントワン・フークア
脚本:ジョン・ローガン
撮影:ディオン・ビーブ
音楽監修:ジョン・ウォーハースト
製作:グレアム・キング、ジョン・ブランカ、ジョン・マクレイン

“キング・オブ・ポップ”と称されたマイケル・ジャクソンの半生を描いた伝記映画。監督は「イコライザー」シリーズのアントワーン・フークア。主演はマイケルの甥ジャファー・ジャクソン。共演は「シンシン/SING SING」のコールマン・ドミンゴ、「search #サーチ2」のニア・ロング、「トップガン マーヴェリック」のマイルズ・テラーなど。

続きを読む "「Michael/マイケル」"

| | コメント (5)

2026年6月17日 (水)

B級娯楽映画 第148位 「笛吹童子」(3部作)

B級娯楽映画第3弾は、1954年(昭和29年)公開の東映チャンバラ映画「笛吹童子」の登場です。

Fuefukidouji 1954年・製作:東映京都
配給:東映
監督:萩原遼
原作:北村寿夫
脚色:小川正
撮影:三木滋人
音楽:福田蘭童
助監督:小沢茂弘
企画:マキノ光雄、宮城文夫

続きを読む "B級娯楽映画 第148位 「笛吹童子」(3部作)"

| | コメント (0)

2026年6月14日 (日)

世界名作映画 第147位 「有りがたうさん」

Arigatousan 1936年・日本   76分
製作会社 :松竹キネマ(大船撮影所)
配給:松竹
監督:清水宏 
原作: 川端康成 
脚本:清水宏 
撮影:青木勇 

世界名作映画第4弾は、日本の名匠、清水宏監督の「有りがたうさん」(当時の仮名使い。「ありがとうさん」と読む)です。原作は 川端康成の短編「有難う」

名匠と言えば小津安二郎、溝口健二、成瀬己喜男などは、オールタイムベスト100とかキネマ旬報ベストテンの常連で、映画ファンなら誰でも知っていますが、清水宏については知らない人が多いかも知れません。

かく言う私も、若い頃にはまったく意識していませんでした。「なんか子供向けの映画で名前見た事あるなあ」程度の知識でした。

ようやく、1990年代くらいでしたか、再評価の機運が高まって、笠智衆が著作の中で「清水オヤジをきちんと評価する人がいないのが残念」と書いたり、松竹が清水作品をビデオ化したり、名画座で清水宏監督特集なんかが組まれるようになりました。私は多分その時に本作を観ています。

続きを読む "世界名作映画 第147位 「有りがたうさん」"

| | コメント (0)

2026年6月12日 (金)

「箱の中の羊」

Sheepinthebox 2026年・日本   125分
製作:フジTV=ギャガ=東宝=AOI Pro.
配給:東宝、ギャガ
監督:是枝裕和
原案:是枝裕和
脚本:是枝裕和
撮影:近藤龍人
音楽:坂東祐大
製作:若松央樹、 依田巽、 市川南、 田中優策

少し先の未来を舞台に、亡くなった息子と瓜二つのヒューマノイドを迎え入れた夫婦に起きた出来事を描くヒューマンドラマ。監督は「万引き家族」「怪物」の是枝裕和。主演は「人はなぜラブレターを書くのか」の綾瀬はるか、「ひとよ」の大悟(千鳥)。共演は200名以上のオーディションから抜てきされた桒木里夢、「安楽死特区」の余貴美子、「キングダム」シリーズの清野菜名、「国宝」の田中泯など。第79回カンヌ国際映画祭コンペティション部門出品。

続きを読む "「箱の中の羊」"

| | コメント (1)

2026年6月 6日 (土)

B級娯楽映画 第149位 「宇宙水爆戦」

This_island_earth 1955年・アメリカ    85分
製作・配給:ユニヴァーサル映画
原題:This Island Earth
監督:ジョセフ・M・ニューマン 
原作:レイモンド・F・ジョーンズ 
脚色:フランクリン・コーエン、エドワード・G・オキャラガン 
撮影:クリフォード・スタイン 
音楽監修:ジョセフ・ガーシェンソン
製作:ウィリアム・アランド 

B級娯楽映画第2弾は、SF映画「宇宙水爆戦」の登場です。これは私にとっては強烈に印象に残っている、忘れられない作品です。

続きを読む "B級娯楽映画 第149位 「宇宙水爆戦」"

| | コメント (0)

2026年6月 2日 (火)

世界名作映画 第148位 「誓いの休暇」

今回は、心に残る感動の名作映画の登場です。これまでの2作は変化球でしたが、今回は正当な(笑)名作です。

Ballad-of-a-soldier1 1959年・ソ連    90分
製作会社: モスフィルム
配給: 東和
英題:Ballad of a Soldier
監督:グリゴーリ・チュフライ
脚本:グリゴーリ・チュフライ、ワレンチン・イェジョフ
撮影:ウラジミール・ニコラエフ
音楽:ミハイル・ジフ

 

日本公開は1960年11月。私が観たのは1970年、大阪・毎日ホールでの「ソ連の戦争映画特集」での上映で。
同時上映はミハイル・カラトーゾフ監督「戦争と貞操」(1957年)、 セルゲイ・ボンダルチュク監督「人間の運命」( 1959年)、 アンドレイ・タルコフスキー 監督「僕の村は戦場だった」(1962年)と、どれもソ連の名だたる名監督の名作揃い。

そんな中、本作だけは、監督の名前を全然知らなくて、どんな作品だろうかと少し不安を感じながら観たのですが…
なんと、私は本作に一番感動してしまいました。しかも泣けました
第13回(1960年)カンヌ映画祭最優秀特別作品賞、第三回全ソ映画祭最優秀作品賞、最優秀監督賞、映画評論家特別賞の三賞を受賞。

続きを読む "世界名作映画 第148位 「誓いの休暇」"

| | コメント (0)

« 2026年5月 | トップページ | 2026年7月 »