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小説「奈落で踊れ」
朝日新聞出版・刊
初版発行日: 2020年6月5日
1,900円+税 単行本: 384ページ
いま一つ記事にしたい映画がないので、昨年読んだこの小説の感想を。
私がお気に入りの、月村了衛さんの新作です。
月村さんの作品は、デビュー当時の「機龍警察」シリーズは、戦闘メカが登場する近未来SFバイオレンス小説でしたが、最近では前回も紹介した「東京輪舞(ロンド)」以降、1964年の東京オリンピック記録映画の監督選定騒動を描く「悪の五輪」、社長がマスコミの前で惨殺された有名な“豊田商事”事件をモデルにした「欺す衆生」(2019)と、昭和の時代に実際に起きた事件を題材にした、一種の昭和史セミドキュメント小説が多くなってきました。史実と虚構を取り混ぜ、また政治家や著名人の実名も登場するなど、実際の事件を知っていればなお面白く読めます。
2020年12月20日 (日)
2020年8月 9日 (日)
2020年6月 7日 (日)
2019年6月26日 (水)
より以前の記事一覧
- 小説「東京輪舞(ロンド)」 2019.04.16
- 小説「盤上の向日葵」 2018.08.04
- 小説「銀幕の神々」 2018.06.23
- 小説「チャップリン暗殺指令」 2017.12.10
- 小説「フェイスレス」 2017.09.18
- 「まわり舞台の上で 荒木一郎」 2017.01.22
- 小説 「孤狼の血」 2016.02.28
- 小説「フィルムノワール/黒色影片」 2015.05.13
- 映画本「東映ゲリラ戦記」 2014.01.28
- 「ゴジラのトランク」 2013.05.08
- 「私の映画史―石上三登志映画論集成 」 2012.05.22
- キネ旬発表「オールタイム・ベスト200」について思うこと 2009.12.19
- 「超★映画評-愛と暴力の行方」 2008.08.24
- 映画の本「冬のつらさを -加藤泰の世界」 2008.06.22
- 「そして誰も観なくなった」(著者:重政隆文) 2008.01.16
- 「複眼の映像」(橋本忍・著) 2007.06.27
- 「時代劇ここにあり」(川本三郎・著) 2006.07.26
- 「東京少年」(小林信彦著) 2006.07.13
- 村上もとか「龍-RON-」 2006.05.21
- 「容疑者Xの献身」(東野圭吾・著) 2006.05.14
- 「ブレードランナーの未来世紀」 2006.05.06
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